いまだにWFのガレキを積んでいるにも関わらず近所の模型屋で売ってたので買ってきました。プラモなんて作るのが久しぶりだったのと、クリアーの髪の毛表現すごい的なことが書いてあったので、興味本位にて。
作成方針としては、折角多層レイヤーのインジェクションとかで、驚異の技術で色分けされているので、なるべくベースを残しつつなるべく手抜きしてもいい感じに見えるというのを目指しています。
仮組1日、塗装1日の目標を立てましたが、結局塗装は2日かかってしまいました。まぁ、細かい部分までクリアーのオーバーコートしようとするとやっぱり安全のために1日置きたいですしね。
公式の塗装レシピは一応説明書に書いてはありますが、こちらは超短縮で見栄えよくできる感じで。
彩色ポイントは以下のような感じ。
1.肌色はベースは成型色で、シャドウはクレオスの新しい肌色系塗料のラスキウスのクリアーペールレッド、ハイライトは同シリーズのクリアーホワイトのみです。さらにオーバーコートでスムースクリアーつや消しを吹きます。
2.髪の毛のシャドウは蛍光ブルーを吹いたあとにクリアーでオーバーコート
3.スカートなどはブラックでシャドウを入れた後にドライデカールを貼った後、クリアーでオーバーコート
4.ジャケットは銀のところはガイアノーツのスターブライトジュラルミンで筆塗り。シャドウは同社のクリアーブラックを薄めに。メタリック塗料は、小面積なら筆塗りでもエアブラシでも大してできは変わらないので筆塗りです。
5.足はグレーを薄く吹いてハイライトを入れた後に組み立てしてドライデカールを貼った後にオーバーコート。緑の点などのアクセントは本来はシール貼り部分ですが筆塗りで塗ってます。
6.シールを張ることを指定されている箇所は一切それを使わず筆塗りです。質感が完全に変わってしまいますので、シールを使うかどうかでできあがりが全然変わるので、使わないほうがいいです。筆塗りで基本は対処可能ですしね。腰の赤い点の連なるベルトはシールですが、一応塗る場所は造形されているので、あとは塗るだけです。7.デカールを貼ったら必ずオーバーコート(艶消しか、光沢クリアー)をすること。そのまんまだとすぐ剥がれます。腕の01模様とかは艶消しなので本当にすぐ剥がれます。あと、デカールが硬いのでそのまんまだと例えば腕の模様がうまく貼れないのですが、オーバーコートを入れると溶剤8のおかげで柔らかくなるので、うまく曲面に貼れます
8.顔の部分はがんばってはいるのですが、所詮はインジェクションで表現できる範囲でしかないのでそのまんまだとイマイチです。
そんなわけで、多少手を入れています。基本的にはドールメイクと同じで、口角をMrカラーの地茶色系で描いて、リップはパステルとクリアーをのせています。
さらにほほに赤みをエアブラシで足して、目のところにクリアーを入れています(インジェクションで入れてる素材がバラバラなので、瞳孔のところの質感がバラバラでおかしいので)。
9.髪の毛は全般にクリアーを吹いています。やっぱりニッパーで切った跡は白化しやすいのでそれをなるべく目立たせないようにするためですが、レイヤードだとインジェクションする穴が目立っちゃうのがアレかなぁ。
とまぁ、こんな感じですが下地処理なしでベース色も塗りませんから、塗りだけだと2日で完了です。やっぱりガレキ作るよりははるかに楽ですね。
さてこのプラモの売りの髪の毛のクリアーですが、普通にみると普通のクリアー素材とどう違うのって感じですが、逆光で光を透過させて撮るとなかなかきれい。ただ、もうちょっと色の濃い部分と薄い部分は色のコントラストをあげたり、違う色にした方が引き立つような気がします。
まぁ、バンダイ驚異の技術のテストプラということなので、これからの改善に期待というところでしょうか?
そんなわけで適当に写真など。
主にドールや電子工作関連を中心にしたブログです。