ドルパ19のときには変に見えたのですが、店頭で近くでみた現物のセイバーにやられて結局買うことに。ダメダメだなぁ。唇はやっぱり治さないとだめなんで、またリペしますけどね。最近のDDはみんなこんな感じ。
といっても、立川SRでは後ろから数えた方が早いぐらいの糞番だったので、Web抽選で買うことになりました。でも来月末まで待ちですね・・・。鎧と剣はなるべくなんかで流用することを考えます。まぁ、1/3ドールがまともに着れる鎧と剣なんて現状存在しないので、使い道はいろいろあるでしょう。
さて、グラーフアイゼンの製作です。取りあえず、下塗り塗装まで完了しました。サフとかはとくに吹かずに、ブラックをエアブラシで3回塗りしています。ちなみにこの下地にブラックを吹くのはシルバーの発色をよくするための定石です。なお、金属部分には塗膜が弱く上塗りでクリアを吹けないメッキシルバーを吹きますので塗膜を厚くしておくことが重要です。あと、特にプラスチックの瓶部分の本体は塗料の食いつきをよくするため、紙ヤスリで十分に表面を荒らしておいてください。そうしないと、マスキングテープを剥がすときに、テープと一緒に塗膜が丸ごとペリっと剥がれてしまいます。下塗りをしたあとは、数日十分に乾燥させて塗膜を安定させます。
今まで本体ばっかりの制作説明でしたので、個別の部分についてです。まずはラケーテンフォルム版の特徴となる、噴射口の造形とかです。これもダイソー化粧瓶を切って使います。
まず外側の穴の空いた環ですが、化粧瓶の表面を卓上ボール板を使って穴を開けていきます。それを電動カッターで切断し、これを0.2mmのプラ板に載せ、エポキシ接着剤で貼り合わせます。そのあと、カッターでプラ板を切断し、ヤスリで形状を整えます。
ジェット噴射口も本体はさらに小さい化粧瓶を切った物です。噴射口の出口はエポキシパテで造形し、中心部分は石粉粘土での造形となります。これをアイゼン本体と同様に、紙ヤスリで十分表面を荒らしてから下塗りします。なお、中心部分は塗装後に貼り付けますので、分けたままにしておきます。
柄の部分はダイソーのアルミパイプ10mmを切って使います。このあとに軽量エポキシパテを使って造形します。排気口の穴のある部分は16mmのアルミパイプを切ったもので、穴はひたすらボール盤で開けて作ります。このあと、エポキシパテ部分に造形村の黒色サフで下地を作り、その上に反射層のシルバーを塗装後、ガイアカラーのクリアレッドを塗装し、最後に塗膜保護のためにクリアを吹きます。柄はこれで完成です。ちなみにクレオスのクリアレッドはちょっとワインレッドっぽい傾向のレッドなので、あまりアイゼンのイメージには向かないかもしれません。
←うちで使っている卓上ボール盤と電動カッター
あとは、柄の下側ですが8mmプラパイプに食いつきをしっかりさせるための真鍮線を張った後、石粉粘土で造形します。あとは、本体と同様にジェッソで下地を作った後に、シルバーの下地となるブラックを塗装します。
作りかけのバルディッシュもあとちょっと。フードを接着すれば完了・・・。でも最後で大失敗。キットのクリスタルがABSだったことに気付かずにクレオスのスーパークリアIIを塗ってしまって、表面に盛大にクラックが・・・orz
他の塗料なら大丈夫なんですが、スーパークリアだけはABS不可なんですよね・・・。しょうがないので、戦いで破損状態になったバルディッシュという設定にしておきますorz
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